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本

2025.05.23 00:04

気づきの入口⑥/絵画観察

子どもの気づき①で紹介したVTS(Visual Thinking Strategies)と同時期に、同じくアメリカの東海岸で別の絵画観察法が開発されました。そのまま「観察力トレーニング」という名目の履修科目がイエール大学の医学部で始まりました。特徴は、観察力と鍛えるために絵画観察を行うことです。もともとの目的は、医学部生がCTの画像を解析するときの「観察能力が低下しているのを、なんとかしたい」とい...

2025.05.21 01:19

子どもと気づき④/本の紹介

市立図書館の子ども向けの本棚にも哲学のコーナーがあります。古典的な入門書から、「子どもたちにも哲学対話ができる」という最近の認識を反映した本まで配架されています。◆『はじめての哲学』竹田 青嗣 / 2014タレスからウィトゲンシュタインまで22人の哲学者を紹介する。哲学の古典的な入門書。

2025.05.16 00:09

子どもと気づき②/てつがくおしゃべりカード

オランダの学校教育で使われている『てつがくおしゃべりカード』の日本語版が国内で手に入ります。カードの案内の文章を読むと、哲学は難しいことではなく、大切なのは自分の頭で考えるとだと書かれています。カードのサイズはトランプや名刺くらいの大きさ。1枚に1つの問いが書かれていて、問いのカードは全部で50枚。各カードの裏面には、子どもたちにより深く、より長い時間考えさせるためのヒントとなる質問が書かれていま...

2025.05.14 23:15

子どもと気づき①/学力を伸ばす美術鑑賞

『なぜ、これがアートなの?』(アメリア・アレナス)という本があります。1990年代にアメリカで始まった対話型美術鑑賞法の実践例を紹介した本です。この対話型美術鑑賞法は、さらに研究が重ねられVTS(Visual Thinking Strategies)という方法にまとめられました。もとは、ニューヨークMoMA(ニューヨーク近代美術館)の教育部門で、来館者への教育サービス向上のために研究がはじめられた...

2025.05.13 00:05

気づきの入口⑤ あたまを空っぽにする

瞑想は集中力を高める効果がある。と『脳地図を書き換える』(生田哲)の中に書いてあって、瞑想法に対して考え方が変わりました。私が気づいていなかっただけですが。私が意識していたのは、雑念を捨象するという側面だけでした。生田氏の指摘は、普通のことなのですが、私の理解では、ほとんどの雑念を捨象できたら、残るのは集中すべき事柄だけになります。そのことに気づきました。人は1つのことに集中できている状態では、様...

2025.05.12 00:16

気づきの入口④/知覚力を磨く

『知覚力を磨く』神田 房枝(2020)を、2023年の3月に読みました。神田の主眼は副題「絵画を観察するように世界を見る技法」に表現されています。

2025.05.08 23:52

脳トレ道/ラジオ体操 with グーチョキパー

元NHKラジオ体操のピアノ演奏者の人が書いた論文を偶然ネット上で、2カ月くらい前に見かけた(論文はもっと前の年月日)。ラジオ体操は4拍子かと思って検索したら出てきた。それによると、ラジオ体操は3拍子でも4拍子でもないのだそうだ。私は朝散歩から帰ってきたタイミングでラジオを付ける。ほとんどは途中から体操をすることになる。だから、音を聞いてすぐにどの動作かを判別できると良い。ところがこれが難しい。音と...

2025.05.07 23:18

気づきの入口③/あなたも作家になろう

『ずっとやりたかったことを、やりなさい』の作家で知られるジュリア・キャメロンの本に『あなたも作家になろう』があります。彼女の他の本を含めて共通するのが「モーニング・ページ」という書き方練習のすすめです。最大のポイントは、それは誰にも見せないところに保管するということです。人の悪口や人には知られたくないことであってもとにかく書くということを目的としているので、自分を含む誰の眼にも止まらないところに保...

2025.05.02 00:09

大西暢夫を囲む集いに参加して

大西暢夫さんがちいさいおうちという近所の本屋さんに来るということで、常連さんを中心に集まり、お話を伺うことになりました。結果的にそうなっただけのことでしたが、とても良い時間でした。

2025.04.22 23:58

身体的経験と空間認識の発達

学生時代、友人の車の助手席に乗せてもらってあっちこっちに出かけました。後に自分で車を運転するようになってから思うと、助手席に乗っている時よりも、自分で運転する方が道を覚えるような気がしました。2年程前に読んだ本に、その感覚は科学的に正しいと解釈できそうな実験が紹介されていました。ボー・ロット著『脳は「ものの見方」で進化する』の中にある、1963年ブランダイス大学のリチャード・ヘルドの「子猫とバスケ...

2025.04.17 00:41

気づきの入口②/ロットとメドウズ

気づきの入口にはいろいろなものがあります。1972年に「成長の限界」を発表したローマクラブの主要執筆者の1人がドネラ・メドウズです。システム・ダイナミクスというシステム理論の研究者です。そこから2世代くらい若い世代のニューロサイエンティスト(神経科学者)のボー・ロットの考え方はシステム思考に通じます。ロットの考え方の基本を簡単に図解すると以下のようになります。

2025.04.14 23:29

気づきの入口①/運のいい人

『新版 科学がつきとめた「運のいい人」』中野信子(2023)でも1998年という年を重視していることが分かりました。『脳地図を書き換える』生田哲(2009)にも出ていますが、その年にはじめて成人の大人の脳で脳細胞が新しくできることが発見されました。中野さんはその年次をことさら強調はしてませんが、脳地図を書き換えられることについて「何歳になっても脳を育てていける」と述べています。だから、後天的に、そ...

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