ウォーキングのどこがいいの?

自分の気持ちに反してウォーキングをするのは逆効果かもしれないような気がしてきました。ウォーキングで期待される効能はいくつかあります。そして効能(目的)毎に最適な歩き方や歩く時間帯、運動強度があります。

結論としては、あまり頭優先にならないことが大切ということ。そうならないためにウォーキングが手軽な習慣だと思うのですが、「歩かなきゃ」と感じていること自体がその意図に反します。

以下ウォーキングの効能とウォーキングしなくて済む代替案を考えてみました。

【心の健康】朝、10分のウォーキングをすると、健やかさを感じる脳内物質セロトニンが分泌されやすくなると言われています。朝日を浴びることが目的なので、草取りでも、屋外でラジオ体操でも良いでしょう。

【サーカディアンリズムを守る】サーカディアンリズムとは「およそ1日単位のリズム」という意味です。ヒトは生物として、昼間活動して夜休息するようになっています。1日のリズムを作るのに、朝の散歩は最適ですが、他の活動でも代替可能です。

【脳を活性化する】『運動脳』という本が人気です。筆者アンデシュ・ハンセンの本国スェーデンは人口1000万人ですが、67万人の人が読んだといわれます。30分程度のウォーキングで脳が活性化します。ベストなのはランニング45分と述べています。脳を活性化するには、脳トレドリルや瞑想でも大丈夫なので、自分にあった方法に切り替えるのも一つの手です。ドリルに限らず、何かをせかして素早くやる活動を数分間やれば脳トレドリルのような効果があります。

【体重を減らす】脂肪を効率よく燃やすための運動は、空腹時に行うと良いとされています。午後3時から5時くらいが良いでしょう。体重が超過気味の人は、食事を見直すのが手っ取り早く効果的です。一日の摂取カロリーは、2500キロカロリー前後ですが、運動量の少ない生活をしている人は2000キロカロリーを目安にすると良いでしょう。

【メタボの予防】人の体は食事をしたあと、当面の間必要としないカロリーを脂肪として蓄えます。それをなるべく防ぐには、蓄える前に燃焼することです。太ももは人の体でもっとも断面積の大きな筋肉です。カロリーの高い食事を取る傾向にある夕飯の後、20分くらい速足で歩くのが効果的です。摂取カロリーを減らし、1度口に入れたら飲み込むまでに30回噛む、歯ごたえのある食品、全粒粉のパンや玄米ごはんなど、消化に時間のかかる食材を選ぶようにすれば、ウォーキングをしなくすむかもしれません。


◆番外

【英語の発声練習】ウォーキングのスピードを上げると、呼吸が速くなり荒くなります。英語発音で日本人が見落としがちなのがドッグブレスと言われる呼吸法です。この少し荒くなった息に合わせて、ドッグブレスの発音練習をするのが簡単で良いです。慣れてきたら、発音のスピードを上げる。そうすると、海外のニュースが聞き取りやすくなります。ウォーキングを活動目的の「主」から「従」に転換するとウォーキングをしている感は減るでしょう



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