「風光」と「光風」
今朝、散歩の途中で伊賀八幡宮に立ち寄った。そろそろ蓮の花の季節だろう。と。
昨日の雨天から一転して晴れ。気温がやや低くくすがしい朝だった。
神社の南側の赤い橋を渡り、神社へと降りる石の階段の上からも蓮の花が咲いているのがよく見えた。
6月の初旬に漢字パズル『はじめの言場』が完成した。小学校1年~4年までに学習する常用漢字640字の中から300字を選抜して、100字ずつ3組のグループに分けた。制作の過程で、640字の組合せで10000種類以上の二字熟語があること知った。自分はその半分も知らないだろう。
漢字が2文字あれば二字熟語になる可能性がある。そして1字目と2字目を入れ替えると別の単語になる場合がときどきある。例えば「下手」は「下」と「手」の順番を入れ替えると「手下」になって全く違う意味になる。「上手」はそうはならない。
パズル制作中にたまたま「光風」という二字熟語が目に留まった。打ち間違いかと思って辞書を引くと「雨上がりに光を帯びた草木を吹き渡る風」「春光うららかな時に吹く風」とあった。はじめて知った言葉だった。
時節的にやや遅いが、今朝の散歩中に感じたさわやかな風のような風を「光風」と言うのだろう。
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