『α-NINJA』vs『はじめの言場』その先へ
『α-NINJA』と『はじめの言場』を比較すると、英語と日本語(漢字)で、自分と文字と言語の関わり方の違いが見えてきました。『はじめの言場』を制作する過程で面白いと感じたのは、小学校4年生までに学習する常用漢字640種類(2010年改定前)を使って(類推・組合せして)習得できる二字熟語は10,000語程度に上るという特徴でした。
脳の発達の研究(UCLAなど)から、10歳を過ぎた頃から前頭葉が爆発的に発達することが分かりました。
この研究を逆からみれば10歳まではその準備期間だという理解ができます。
すまり、日本人(社会)の場合は、640種類の漢字を習得することが、10歳以降の知的な能力を伸ばす基礎となると理解することができます。
その発想で、英語の習得単語の語彙数について考え直してみました。『α-NINJA』のワークショップ等を通して、私の出した結論を自分のオリジナル9000単語一覧にまとめました。知的発達の基礎の観点からすれば、9000語は多すぎるような気がしてきました。
文科省の定める語彙数は、中学校までに学習する目安は2『α-NINJA』と『はじめの言場』を比較すると、英語と日本語(漢字)で、自分と文字と言語の関わり方の違いが見えてきました。『はじめの言場』を制作する過程で面白いと感じたのは、小学校4年生までに学習する常用漢字640種類(2010年改定前)を使って(類推・組合せして)習得できる二字熟語は10,000語程度に上るという特徴でした。
脳の発達の研究(UCLAなど)から、10歳を過ぎた頃から前頭葉が爆発的に発達することが分かりました。
この研究を逆からみれば10歳まではその準備期間だという理解ができます。
すまり、日本人(社会)の場合は、640種類の漢字を習得することが、10歳以降の知的な能力を伸ばす基礎となると理解することができます。
その発想で、英語の習得単語の語彙数について考え直してみました。『α-NINJA』のワークショップ等を通して、私の出した結論を自分のオリジナル9000単語一覧にまとめました。知的発達の基礎の観点からすれば、9000語は多すぎるような気がしてきました。
文科省の定める語彙数は、中学校までに学習する目安は2286単語です。海外のウェブ情報を参考にするとオックスフォード大学が定めている3000単語あたりが参考になると思います。
結論的に、日本の学習者にとって便利な情報は兵庫県の教育委員会が公表している「はば単」の2500語のリストだろうということになりました。
この図は各種単語リストの中身を比較したもの。左から、私のリスト、海外HP英語学習支援サイトのリスト、オックスフォード大学のリスト、兵庫県のリスト。
【情報源】
EF
https://www.ef.com/wwen/english-resources/english-vocabulary/top-3000-words/
OXFORD 3000
https://github.com/jnoodle/English-Vocabulary-Word-List/blob/master/Oxford%203000.txt
はば単(兵庫県教育委員会)
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