ABC-INITのはじまり
「ひとり一訓 出会う人みな 師と思う」会田 規世児(2012.1.9)
日本では、中・高・大学と12年間英語を学習しても話せない人が多いと言われました。そこで今では小学校から英語を教科として学ぶ時代になりました。
長年不思議に思ってきたことの1つに、日本では「英会話は英会話教室でするもの」という習慣があるということです。言うまでもなく、英語に限らず、言葉は使うことで維持され、また向上します。つまり、日本では英会話教室に行かない人はそれができないという状況が続いています。
幸い、コロナウイルス感染症の蔓延が収束した後、日本を訪れる観光客の中に、欧米人が増えたような気配があると、京都を旅行した知人から聞きました。
英語の先生=欧米人と考えれば、今はとても多くの先生が街を歩いている時代です。その中から、「この人」と思う人をハンティングしてみようという提案です。外国旅行に出ると、「旅の恥はかき捨て」で、「この人と話してみたい」と思う通行人に道を尋ねることが可能です。それに似たことを日本に居ながらにして試してみようという提案です。
ABC-INIT-CARDは、簡単に言えば「アルファベット・パズル」と「カード・ゲーム」の2つの要素を兼ねたものです。見た目は幼稚園児や小学生向けのフラッシュ・カードのようです。そのありふれたグッズに、ほんの少しの工夫を加えるだけで、ティーチャー・ハンティングのグッズとして使えるかもしれない。そんなひらめきから生まれました。
なお、いちばん最初は、アート作品を作る過程からこのABC-INIT-CARDアイデアが生まれています。アート作品については別サイト(ARTE STILO >>> こちら https://arte2024.amebaownd.com/)をご参照ください。
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